第一回公演 「ジン・ゲーム」 2000年10月6日−9日、 東京千石・三百人劇場 原作 D.L.コバーン(アメリカ) 翻訳 吉原豊司 演出 貝山武久 出演 水谷貞雄、加藤土代子 老人ホームに入った誇り高い老婦人と頑固一徹な老紳士。暇つぶしのトランプ遊びが、二人の孤独な人生模様を炙り出す。ピューリッツァー賞に輝くトラジコメディー。 第二回公演 「パレードを待ちながら」 2001年2月21日−25日、 東京両国・シアター・X(カイ) 原作 ジョン・マレル(カナダ) 翻訳 吉原豊司 演出 貝山武久 出演 諏訪マリー、加藤土代子、藤堂陽子 、高村尚枝 愚かな男どもの争い(第二次世界大戦)に夫や息子を取られながらも、闊達に銃後を守る女たち。「撃ちてしやまん!」「欲しがりません勝つまでは!」 --- 勝つも地獄、負けるも地獄。戦争の狂気は太平洋の向こう側にもあったのです。歌と踊りを交えた華麗な反戦劇。 第三回公演 「赤毛のアン」 2001年10月11日−14日、 東京千石・三百人劇場 原作 L.M.モンゴメリー(カナダ) 脚色 ジョセフ・ロビネット(アメリカ) 翻訳 吉原豊司 演出 貝山武久 主演 内藤安彦(民芸)、田畑ゆり(民芸) 高橋信子、上條和佳奈(民芸) カナダが世界に誇る名作小説の完全劇化。総勢20人を越す登場人物が、懐かしの日々と、そこにかつて存在した子供と大人の間の真摯な対話を再現。 第四回公演 「びっくり箱」 2002年10月11日-14日、 東京千石・三百人劇場 原作:アン・チスレット(カナダ) 翻訳:吉原豊司 演出:貝山武久 主演:加藤土代子、里井正美(民芸) 齢六十にして関白亭主からの独立を宣言し家族を慌てさせる農家の主婦。抱腹絶倒のコメディーでありながら、その裏に確固としたフェミニスト・メッセージを秘めたカナダ演劇の傑作。 第五回公演 「太公望のひとりごと」 2003年10月10日-13日、 東京千石・三百人劇場 原作:フィリップ・カン・ゴタンダ(アメリカ) 翻訳:吉原豊司 演出:貝山武久 主演:神山寛、田畑ゆり 日系アメリカ人劇作家フィリップ・カン・ゴタンダが 父親をモデルに描く日系人二世の苦悩の生涯。 「やとわれ仕事」 2004年3月3日-7日、東京両国・シアター・X(カイ) 原作:フランク・モハー(カナダ) 翻訳:吉原豊司 演出:貝山武久 主演:溝口順子 痴呆症の始まった老婦人、リストラ失業中の若者、コンピューター技術を身につけて社会の底辺から這いあがろうとするその妻。そんな三人の間に芽生える暖かな人間関係を描いたカナダ演劇珠玉の名作。 「狐火」(きつねび) 2004年10月8日-11日、 東京千石・三百人劇場 原作:ヒューム・クローニン/スーザン・クーパー(加・米) 翻訳:吉原豊司 演出:貝山武久 出演:加藤土代子、水谷貞雄、泉拓允 宅地造成の進む山村。そこでの昔ながらの暮らしを慈しむお年寄り、そこを捨てて都会へ出て行く若者。自然のしじまとカントリーミュージックの喧騒を対比させながら、環境破壊・シ゛ェネレーションギャップ等を考える音楽劇。 「地にありて静かに」 2005年10月、東京千石・三百人劇場 原作:アン・チスレット(カナダ) 翻訳:吉原豊司 演出:貝山武久 主演:小金井宣夫、水谷貞雄、田畑ゆり、中地美佐子 自動車も電話も文明の利器は一切使わず、戦争には理由がどうあれ絶対に参加せず、聖書の教えるところを忠実に守って「祈りと農耕の日々」を送るアーミッシの人達。 環境破壊が著しく、憲法九条の書き変えが云々されている今、我々日本人にとって彼らの暮らしぶりには学ぶところが少なくありません。メープルリーフ・シアターが総力をあげて取り組んだ大型問題作です。 |
メープルリーフ・シアターとしての公演以降 貝山武久、吉原豊司の携わった公演は 以下のページをご参照ください。 |
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