主宰者略歴
貝山武久
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1937年(昭和12年） 仙台市生まれ
1955年(昭和30年） 仙台第二高等学校卒業
1959年(昭和34年） 早稲田大学文学部演劇科卒業
1960年(昭和35年） 劇団文化座入団
1980年(昭和55年） 文化座幹事就任
1982年(昭和57年） 文化庁在外研修員として一年間カナダに滞在
1993年(平成5年） 日本演出者協会理事、事務局長就任
1999年(平成11年） 文化座座友となり、メープルリーフ・シアターを創設、代表に就任
主な演出作品
1965年 小幡欣治作「畸型児」初演出
1966年 川俣晃自作「関東平野」
1967年 三好十郎作「地熱」
1968年 川俣晃自作「月に嘯く」
1969年 野口達二作「草の根の志士たち」
1970年 渡辺清作・本田英郎脚色「海の城」
1971年 三好十郎作「おさの音」、小幡欣治作「ダムと緑の神話」
1972年 三好十郎作「やまびこ」、「逃げる神話」
1973年 斎藤真一作「越後暫女日記」
1974年 野口達二作「蘭学事始」
1977年 有吉佐和子作・小幡欣治脚色「三婆」
1978年 ふじたあさや作「日本の教育１９７０」
1980年 ふじたあさや作「ある夜間中学の記録」(再演）
1981年 渡辺喜惠子作・野口達二脚色「啄木の妻」
1985年 アン`スレット作、吉原豊司訳「びっくり箱」
1990年 宮本研作「反応行程」
1994年 シャロン・ポーロック作、吉原豊司訳「血のつながり」(カナダ演劇祭参加）
1995年 村上隼人原作「ハヤト」、飯牟礼一臣作「声なき氷像」
1996年 藤原美鈴作「震える手で握手して」(劇団魔笛）
1997年 ミッシェル・トレンブレイ作、吉原豊司訳「ホザナ」（シアター・アンネフォール）
1998年 窪田吉宏作「思い出してよ」（文化庁公募最優秀戯曲）
1999年 飯牟礼一臣作「ハブ」（あびこ舞台）
2000年 ゲンツ・アルバード(現ハンガリー大統領)作「鉄格子」
2000年 ギィ・フォアシー作「正直ゲーム」
2000年 Ｄ．Ｌ．コバーン作、吉原豊司訳「ジン・ゲーム」（メープルリーフ・シアター旗揚げ公演）
2001年 ジョン・マレル作、吉原豊司訳「パレードを待ちながら」(メープルリーフVアター第二回公演）
2001年 Ｌ．Ｍ．モンゴメリー作、ジョセフ・ロビネット脚色、吉原豊司訳「赤毛のアン」(同、第三回公演）
吉原豊司
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1937年(昭和12年) 東京・葛飾生まれ
1956年(昭和31年) 東京・麻布学園高等学校卒業
1960年(昭和35年) 早稲田大学文学部卒業
1970年(昭和45年) 住友商事(株)駐在員としてカナダに渡航
1972年(昭和47年)、住友商事の海外子会社「コマツ・カナダ」を設立。以後、同社のディレクター、プレジデント、チェアマンを歴任しながら30年間カナダに在住。日本製建設機械の全カナダ販売網構築・整備のため、バンクーバー、トロント、エドモントンの各地に転住。
その間、仕事の傍ら、日本・カナダ間の演劇交流促進に注力。カナダ戯曲の邦訳(25本)、日本戯曲の英訳(4本)など翻訳実績のほか、カナダ演劇人の招日、日本の劇団のカナダ巡演等を企画・実施。カナダ各地の大学・演劇人会議等での日本演劇紹介講演多数。
1998年(平成10年)、カナダ・カウンシル(芸術文化の振興を事業目的とするカナダ連邦政府外郭機関）の資金援助を得て、東京・彩流社より「カナダ戯曲選集」(カナダ秀作戯曲4本の翻訳集、上下ニ巻）を刊行。
2000年(平成12年）、カナダ演劇の研究と対日紹介の功により、カナダ・オンタリオ州マクマスター大学 (ＭｃＭａｓｔｅｒ University) より名誉文学博士号 (Doctor of Letters) を受ける。2002年(平成14年）「サラ」「ハイ・ライフ」その他カナダ戯曲多数の邦訳により湯浅芳子賞受賞。
2000年(平成12年）、住友商事を退職、メープルリーフ・シアター設立に参画。カナダ永住権を持ち、現在バンクーバーに居住しているが、国籍は日本。翻訳作品詳細につきましては「翻訳済み戯曲のストック」欄をご参照下さい。
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